心を掴むことは難しくありません
ナイトワークをする上で大切になるのはお客様が快適だと感じられる接客術です。ナイトワークでは、普通のレストランなどとは違い、お客様はホステスやキャストと一緒に飲食をすることで喜びを感じます。
お酒や料理を単純に楽しむだけではなく、そこにいる女性のホスピタリティを感じることが目的なのです。ここに付加価値が生まれます。キャバクラならキャバクラ、クラブならクラブならではの接客術があります。その基本ルールを身に着けておくと、どんな店でも良い印象を残すことができるでしょう。
接客術なのをバレないようにするのもテクニック
長くやっていれば、ナイトワークの接客術が板についてきます。慣れてくると体が覚えてしまい、いつでも出るようになります。
なぜこのことを強調するかというと、キャバクラやクラブの接客術が身に着いたら反対に「自然に出ないようにする」ことも必要となる場合があるからです。
お店の外でも中にいる時と同じように接客術を使ってしまうことで恥ずかしい思いをしたというホステスは多いものです。友達や彼氏と一緒にいる時についくせで出てしまって、ナイトワークがバレたと言う話もよく聞きます。
つまり接客術を「隠す」ということも必要になります。例えばお客様と外で食事をするシーンなどでも「ホステスと一緒にいることを周りの人に知られたくない」と思う人は多いので要注意です。
好きな食べ物の話題
接客術で最も大切になるのが会話です。会話のキャッチボールが上手くいけば、お客様もリラックスして楽しめますし、次の来店につなげることもできます。
食べ物の話は共有できることが多く、好き嫌いや好みのレストランの話題で盛り上がることができます。「どんな料理が好きか」「よく行くお店はどこか」などの話題で盛り上がれれば、「今度連れて行って」と同伴出勤に結びつけることも可能です。
共通の話題を探す中でも「食べ物」というのは意気投合しやすいネタです。
お客様から話題を振られたらチャンス
お客様から「何か話してよ」「面白いことない?」と言われることもあります。そんな時のために一つか二つは最近あった身近なネタを準備しておくことも必要です。と言っても、お客様は本気でお笑い芸人レベルの面白さを求めているわけではありません。
あくまで自分の等身大でお客様にも「あー分かるわ」と思ってもらえそうな話をすれば良いのです。
失敗談やドジッ子ネタは上手くいけば可愛がられますが、話を作りすぎて外すとサムいだけになります。あまり誇張はせずに「ちょっと困った話」をするとお客様がアドバイスで知識を披露することができます。
お客様を上手にコントロールするテクニックを身につけましょう。