ナイトワークのテーブルマナーって何?

厳しいルールはないです

ナイトわーくでは厳しいマナーを課しているお店もありますし、そうでもないお店もあります。ただし、お酒を提供するため、酔っ払ったお客様を相手にすることも多く、ちょっとしたミスで激怒されることもあります。そのため接客術では基本的なマナーやルールを大切にしています。

難しそう、自分にはとても出来ない…と思うかも知れませんが、慣れてしまえば意外と簡単なので、楽しんで覚えてみましょう。身に着いたら自然に体が動くようになります。気難しいお客様も中にはいますが、「新人で慣れていなくて」ときちんと謝罪すれば大抵は許してくれるはずです。

タバコに火を付ける

ライターはナイトワークの接客では必須アイテムとなります。自分がタバコを吸わないホステスもみんなライター持参でテーブルについています。ライターで他人のタバコに火をつける経験はナイトわーく以外ではあまりないので、最初は恐る恐る始めることになるでしょう。

ナイトワークでもこれが求められるのは、キャバクラとクラブです。ラウンジやガールズバーではありません。

タバコに火をつける瞬間というのは、お客様との心の距離が近づく瞬間ですので、実は重要な局面です。火をつけるという共同作業で不思議な一体感が生まれます。コツとしては、手元で火をつけてから両手を添えてタバコまで近づけます。間違ってもお客様の前で「シュボッ」とはやらないようにしましょう。

片手で火を隠す人もいますが、慣れない人は無難に両手持ちだけにしておきます。変に慣れたそぶりをするよりも慣れていないアピールをした方が可愛がってもらえることもあります。お客様の方が慣れていれば、そっと手を添えてくれることもあり、安心です。そんな時は手を触られたくらいで大騒ぎしないように。

グラスの水滴をとる

飲み物のグラスの水滴をふき取るのもナイトワークならではの接客行動です。手元の動作が自然で美しいと魅力もアップするので、自分の使いやすいハンカチを用意してスマートに拭いてあげましょう。

ランクの低いキャバクラや場末のスナックなどでは、たまにお客様が使っていたおしぼりで拭く女の子もいますが、絶対に避けましょう。お店がOKしていても、自分の評価を下げることにつながるのでNGです。

お客様がトイレから戻った時のお出迎え

ナイトワークでは通常、お客様が席を立った時は戻ってきた際に立ってお出迎えをするルールになっています。トイレに行ったならトイレのそばやフロアの入り口くらいまでお出迎えに行くこともあります。おしぼりと笑顔を用意して待っていることで、お客様は大切にされていると感じることでしょう。