案外重要な「食事のマナー」
銀座の高級クラブなどでは特に、同伴出勤では食事でお客様と高級店に入るチャンスも多くなります。食事のマナーは意外と見られているので、恥ずかしくないくらいの知識は持っていた方が安全です。
マナーが悪いと相手に見られるだけでなく、周囲の他の客にも見られてしまい、同伴の相手に恥をかかせてしまうということを忘れないようにしましょう。
とは言えいろいろなマナーがありますが、食事をおいしくいただくことが1番だと思います。
周囲の人を不快にしないという最低限のルールを心がけて、たのしい食事の時間を過ごして下さい。
音を立てないのが基本
和食や洋食、中華など色々な種類のレストランがありますが、基本的に女性の食事では音を立てないように注意をしておけば安心です。
カトラリーがカチャカチャ鳴ったり、そしゃく音がうるさいなど、どんな料理でも相手が不快になりそうなことを避けます。そばのように「音を立ててすするのが通だ」などと言われるケースでも、女性は音を立てなくても許されます。つまり、可能な限り音を立てなければ大体問題ないと考えられるでしょう。
わからない時はお客様の真似をする
マナーが分からない場合には、同伴相手の動きを真似してみましょう。基本的にこういう場面に慣れているお客様であればマナーを知っている可能性が高くなります。もし相手も間違っていたとしても問題ありません。
万が一相手の間違いに気づいた場合でも、あえて指摘せずに同じ動きをすることでプライドを守ってあげるのがマナーとして正しいこともあります。また、二人ともマナーが分からない場合には、従業員に食べ方を聞いてみても良いでしょう。
おしゃれは必須
そして一番大事なこととして、女性として接待する立場としても、押さえておきたいのは服装のマナーです。過ごす場所が決まっているのであれば、それに合わせたファッションを心がけて、清潔感のあるおしゃれをしていきましょう。基本的には過度な肌見せのない清楚なワンピースなどであればOKです。
清潔感のある服装や身だしなみを心がけるのは当然ですが、相手の好みがわからない段階なら、できるだけ女性らしいスタイルを意識しましょう。
もしも、当日行く店を決めて、そぐわないファッションだった場合には、素直に「ちょっと場違いだったかな。ごめんなさい」と言ってしまえば好感が持てます。